横浜市水道局指定工事店｜磯子区

キッチンは言うまでもなく、調理をするための設備です。

最近はキッチンに様々な機器が内臓（ビルトイン）されているのをよく見かけるようになりました。

機械の類はあらゆるジャンルにおいて、構造が単純なら単純なほど壊れにくく、メンテナンス性が高い傾向がある気がします。

必要最低限のものしか備えていないものほど、壊れにくく、時代が変化しても、逆に古臭ささを感じさせないのではないでしょうか。

万一故障した際にも修理が割と簡単な気がしてなりませんが、これは、私ども現場作業員からの感想です。

私どもは故障した設備機器を修理する立場から、ものを見る習性がありますから、実際に使われる方とは違う観点から設備機器を見ているのは間違いないと思います。

例えばキッチンの場合なら、実際に毎日使われる主婦の方々は当然ながら利便性を追求します。

主婦のお仕事（家事）は大変な重労働だと思います。

当然、会社に勤務するなど、お勤めのお仕事も、それはそれは大変なストレスを伴う重労働ですが、主婦のお仕事には退社時間がありませんから、タイムカードのない24時間労働みたいなものだと思います。

そのお仕事（家事）の中でも、炊事は特に大変な印象を受けるのは私だけでしょうか？

そもそも毎日、献立を考えるだけでも大変な気がします。

洗濯の場合は衣類を洗濯機に入れてスイッチを押せば、勝手に洗濯してくれますから、あとは干す作業だけですし、最近はドラム式洗濯機に代表される通り、乾燥まで自動でやってくれる洗濯機もあります。

しかし、お料理を自動でやってくれる機器はさすがにありません。

そこで、忙しい主婦の方々の炊事の手間を少しでも省けて、その上、お好みのお料理を不自由なく作れるように様々なビルトイン機器が開発されてきました。

また、より美味しいお料理を作れるように、調理機器の開発もかなり進んでいます。

電子レンジが食べ物を温める原理は、調理機器とは思えないほどのハイテクノロジーが駆使されています。

キッチンには様々なビルトイン機器があります。

代表的なものとしては、まずは浄水器、そして食器洗浄機（食洗機）、ディスポーザーなどがあります。

これらの機器はキッチンにビルトインすることで、見た目はすっきりしていても、一昔前とは比べものにならないほど高性能です。

そこで、これらのビルトイン機器を設置する際に非常に大切なことを一つだけご提案させて頂きますね。

設置する際には必ず、事前にしっかりとした設計をする事。それだけです。

例えばIHクッキングヒーターを設置するには単相200Vの専用配線が必要ですし、食洗機を設置する場合にはカウンターの荷重も計算に入れなければなりません。

ディスポーザーは建物によっては設置できない排水設備構造の建物もあるので事前の確認が必要です。

浄水器であれば、設置位置や、給水管からの分岐方法を考えてどんなタイプにするか選ぶ必要があるでしょう。

家事動線、利便性を前提として、設置前にしっかり設計することが非常に大事だと思います。